エステゼリーに着衣入浴してみました

私はこれまで、入浴剤というものをほとんど使ったことがないのですが、たまには新しいことにチャレンジしてみるのもいいかな、というわけで、先日、入浴剤入りのお風呂への着衣入浴にチャレンジしてみました。

私が試してみた入浴剤は、株式会社ユーア化学研究所が製造して、株式会社タフリーインターナショナルが販売している、「エステゼリー」という製品です。色と香りのバリエーションとして、バラ、オレンジ、はちみつ、ミルク、ラズベリー、マンゴー、青リンゴなどがあるのですが、私が選んだのは青リンゴです。

紙製のパッケージを開くと、その中には粉末が入った二つの袋が入っていました。小さいほうの袋には「融解剤」と書かれています。浴槽の3分の1ぐらいのお湯に入浴剤を入れてかきまぜると、みるみるうちにお湯がゼリー状になります。体を沈めてみると、お湯とはまったく違う感触です。干潟の泥に入浴したとすると(私には経験がありませんが)、こんな感じかもしれない、というような感触です。

エステゼリーが付着した衣服は、ものすごく重くなります。普通のお湯で着衣入浴した場合でも、お湯から出た直後は衣服がかなり重く感じられるわけですが、エステゼリーから出た直後の衣服の重さは、特筆に価します。ポケットの中にたまったエステゼリーは、いつまでもたまったままになります。

エステゼリーは、ゼリーとは言っても決して固体にはならないみたいです。とは言っても粘度はものすごく高いので、そのままの状態では排水口から排水するというのはほとんど不可能のように思われます。しかし、心配は無用です。付属している融解剤を入れてみたところ、普通のお湯に近い状態に戻りました。

エステゼリーは、かなり泥の感触に近い入浴剤ですので、wetが好きな人だけではなくて、messyが好きな人にもオススメです。室内で本物の泥に入浴しようとすると、準備や後始末が大変だし、衣服に付着した泥を落とすのは困難です。でも、エステゼリーなら、準備も後始末も簡単だし、衣服は、洗濯すればもとどおりになります。